北大と樽商と教育大と学園と北星は何が違うのか
札幌市に住んでみると強く感じるのが、札幌市民の盲目的な札幌愛。
大学選択にもこれが強く表れている。
とにかく札幌市含めた札幌圏の高校生と「保護者」は札幌の大学に通いたがる。
札幌圏の多くの学生にとって「自宅から通えるか」が極めて大事な要素である。
よって
- 自宅から通えること
- 偏差値が高いところ、もしくは自分の学力で合格できる大学
- 大学の特色
この順で札幌圏の生徒は大学選択を行なっているのではないか。
以下の主要大学についての彼らの選択基準は以下の通り。
第1位 道内最高の立地と難度、そしてブランドを持つ北海道大学
→北海道大学に行けなかった場合は、
第2位 立地は悪化するが、適切な難度、就職力をもつ小樽商科大学
→小樽商科大学にどうしてもいけない場合でも教員なら興味がある場合
第3位 札幌市内だが、あいの里という極めて不便な場所。教員になりたければ北海道教育大学 札幌校
この上位3校にいけなかった場合、進学するのが私立大学の北海学園大学と北星学園大学。
この二つについては特にどちらが上かについては議論しない。
国立大でない以上、受験難度はガクッと下がる上、学費は跳ね上がる。
両大学のイメージの違いとしては、
道内の就職においてはソコソコ強い北海学園大学。
英語やコミュニケーションに強く、華やかな女子学生が多い北星学園大学。
という具合で差が見受けられる。
もちろん、この二つの大学への進学は悪いわけではないが、
将来的な選択肢の広さや可能性を考えれば、是が非でも国立大学に進学しておきたい。